デザインディレクター・川浪寛朗|原始的な時間に触れることで、外と内の隔たりがない暮らしへ
ミラノでプロダクトデザインを学んだ後、東アジアの放浪の旅から体感したデザインとは無縁の世界。島原半島・小浜の「STUDIO SHIROTANI」で自然と対峙しながらプロダクトを思案し、その後は日本を代表する銀座のグラフィックデザイン会社「日本デザインセンター」でデザインの最先端に取り組んだ。両方の視点を持つことで、現代の暮らしに必要なプロダクトの在り方を考える川浪寛朗さん。北欧のインテリアが印象的に配置された住まいでは、外と内のどちらでも使える合理的なキャンプ道具が随所に光っていた。