Philosophy

Living as if you are staying here.

旅に出ると、心がおどる。
たとえば、いつもは読まない本を読む。
たとえば、早起きをして散歩する。

そこにあるのは新鮮な高揚と
圧倒的なくつろぎの同居。

yadoは、旅先で誰もが感じたことのある
独特な時間と空間の心地よさを分解し
家というフォーマットに落とし込むことで
泊まるように暮らす日々を提案します。

Construction

policy of yado


yadoでは、泊まるように暮らす家を体現するために、旅先での経験を分解し、すべてのモデルに共通の幾つかの設計のルールを用意。一見シンプルに見えるひとつひとつの家には、旅のように日々の気分を切り替える、心地よいアフォーダンスが詰まっています。

5 Rules of Design

5つの設計ルール

  • 01

    独自の和洋折衷で生み出すリズム

    この地に根付いた和の要素と、感覚を刺激する国外のカルチャーを織り交ぜて、
    どこか懐かしいが新しい暮らしのかたちを考えます。

  • 02

    安易な白を選択しない色の妙

    白は最も選びやすい色ですが、一方で経年変化が出やすいのも事実。
    yadoでは、旅先の様々な心地よいトーンを収集し家に踏襲することで、時間と共に育つ家をつくります。

  • 03

    収納の徹底的な工夫による空間の余白

    ファミリークローゼットを導入することにより、収納場所を十分に確保し集約。
    生活感を自然と抑え、空間に余白を生み出します。

  • 04

    余計なノイズを細部からとりはらう。

    たとえばスイッチ、コンセント、リモコン、テレビジャック…。
    知らず知らずのうちに意識を占有するノイズを事細かにとりはらいます。

  • 05

    ゆらりと眺めることのできる風景をつくる。

    外の景色を切り取るようにデザインされた窓や、光の移ろいを感じる採光、
    美しいものを自然と飾りたくなるような空間性で、家の中に数々の風景をつくり出します。

LIFE with yado

media philosophy

泊まるように暮らす、心地よい暮らしの実現にとって、空間はほんのきっかけに過ぎません。
いちばん大切なことは、そこで自分が何を感じ、何をやめ、どう暮らすのか。

たとえば、食卓に花を生けてみる。
たとえば、ものを買うときに本当に必要かと立ち止まる。
頑張りすぎる必要はなく、手抜きも肝心と知る。

心地よい暮らしは遠い憧れではなく、案外簡単に実践できるヒントに溢れています。
yadoでは、家を建てた先にある暮らしについて、メディアを通して継続的に皆さんと考え続けていきます。

Supporters’ comments


旅や暮らしを楽しむ人に聞く、暮らしを豊かにするヒントをお届けします。

  • 佐藤 可士和
    Creative director

    心地よい非日常。僕自身いわゆる生活感のない、住宅らしくない家に住みたいといつも思っています。「泊まるように暮らす」、まさに求めるのはそういうことでした。心地よい刺激で空間を楽しみながら暮らす。エネルギーとインスピレーションを与えてくれる家を楽しみにしています。

  • 大日方 久美子
    Personal Stylist

    暮らすと泊まるの違いは私たちの意識にあると思っている。
    同じ行動をする場所なのに意識が違うだけで見える景色が変わる。意識そのものを変える空間を創ろうというyadoの試みが楽しみです。

  • 横川 正紀
    CEO&Creative director

    泊まるように暮らす。ホテルが我が家のように、我が家がホテルのように。日常と非日常がシームレスに溶け合う心地よさこそ、暮らしの質感を変える鍵だと思う。光と影、動線と高さの抑揚、機能と余白、色と質感。このプロジェクトのコンセプトにもある、そういった要素へのこだわりを日々の暮らしの中で感じられることは、きっと生きる喜びにつながると思います。

  • 松田 ゆう姫
    Artist

    「良い宿」って、泊まると自分の家に帰りたくなくなってしまう。その居心地の良さを求めて、自分の家具の配置を変えてみたり試行錯誤するのだけど、自分ではそう上手くはいかないの。「またあの宿に泊まりたいな」が住宅として住めるようになったら。

  • 野尻 佳孝
    TRUNK CEO

    普通の「泊まる(ホテル)」は、私を満足させない。それは普段、高品質な建築、内装、設備で機能性が高く、自分好みのデザイン空間の家や別荘があるから。一般的な「泊まる」を超える、「暮らす」が欲しい。

  • 村上 萌
    NEXTWEEKEND
    Editor in chief

    私の毎日は「せっかくなら」の積み重ね。住む場所も暮らし方も“テーマ”を設けて楽しんできた。そんな風に暮らしにテーマを置くことは難しく見えるかもしれないけれど、旅と捉えれば容易になる。「泊まるように暮らす」という新しい考え方は、日常にテーマを取り入れ、自分と暮らしをマッチさせていく、一つのキッカケになるのではないだろうか。

  • 市川 渚
    Creative consultant

    日常の暮らしと、非日常を求めて日常を離れる旅。それぞれは決定的に違うものであってほしいけれど、生活する空間はもっと日常と非日常が重なってくる部分があって、よいと思う。泊まりたくなるような場所・空間に暮らすこと。想像するだけでも、夢がある。

  • 小橋 賢児
    Creative director

    ホテルや宿のような日常を離れた非生活空間では、日常の生活や自分自身を客観的にみることができます。そうした中で真の心地良さや在り方を発見する。もしそのように泊まるように暮らせたら、世間という日常をより客観的に豊かにみることができそうでワクワクしますね!

  • 吉田 怜香
    Fashion director

    残りの人生をどんな空間に身を置いて過ごしたいか、イメージしたことがある人がどのぐらいいるだろう?そう考えた時、“泊まるように暮らす” という新しい価値観は、私たちに妥協でもなく、消去法でもなく、とてもポジティブな選択を与えてくれるものだと思う。

  • 大橋 トリオ
    Musician

    僕にとっての暮らしの豊かさは、「照明」にこだわること。幼心に “よくある蛍光灯” が好きではなくて、学生の頃は廃材を使い自分で部屋の照明をつくっていた。音楽をやっていなかったらきっと、照明デザイナーになっていたと思う。暮らしをより豊かにする照明を、yadoと一緒につくってみたい。

About

泊まるように暮らす

Living as if you are staying here.

食べる、寝る、入浴する。
家と宿、それらがたとえ行為としては同じでも、旅先の宿に豊かさを感じるのはなぜなのか?
そんなひとつの問いから、yadoは生まれました。

家に居ながらにして、時間の移ろいや風景の心地よさを感じられる空間。
収納の徹底的な工夫による、ノイズのない心地よい余白……。
新鮮な高揚と圧倒的なくつろぎが同居する旅のような時間を日常にも。

個人住宅を通して、そんな日々をより身近に実現します。